コメ価格も上がっていて今最も注目を集めていると言ってもいい「稲作」ですが!
コメを作るための第一歩と言っても良い田植え
気温も上がってきて4月の終わりからここ幸手市でも田植えが始まって来ました!
そこでここ幸手市で力を入れて行っているのが有機米の栽培です。
今年から力を入れてやっていこうとなっています。

三菱マヒンドラ農機の紙マルチ田植え機を使ってきました!
4月26日から田植えが始まりました!
田植え機はこちら→→→→
新車ということもありピッカピカ✨️
僕は田植え機に乗ったこともないのでこんな感じなんだと感心しつつ、、、
田植え機に普段から乗っている人にとっては少々別の操作があるそう
僕の仕事は主に紙マルチの交換の作業
1本25キロあるのでなかなかの重労働、、
はじめはうまくロールを交換するのが難しかった
- なんだか引っかかる
- テープを外すのを忘れがち
- きれいに紙を引き出すのがコツが必要
こんな感じでした.

紙を田んぼの上に固定しながら苗を植えていく感じになっています。
こうやって引き出された紙マルチが田植え後の初期の除草の手間を減らしてくれます。
この紙マルチなんですけどなんだかトイレットペーパーみたいに水に溶けるんです!
結構固い紙なんですけどね
まぁ、すぐに溶けるのではなく45日ほどで溶けてなくなってしまうそうです。
(大体10日ほどたった現在まだまだ残っています)
これから、溶けていく様子が楽しみですね

↑田植え後の様子
なんだか田んぼじゃないみたいですね
実際に作業をしてみての感想
僕は今まで田植え機に乗ったことがなかったのですが、
紙マルチ田植え機のあとに普通の田植え機に乗る機械がありましたが、
1.5倍から2倍ほどの時間がかかるなということがわかりました。
こうやって見るとやはり遅い、、、、
- 紙マルチのロール交換
- 紙が動かないようにゆっくり動かないと行けない部分がある
- 風や水の都合で遅くなる
このように環境の影響、代かきや田んぼの高低でもスピードを出せるのか出せないのかが変わってくるため条件を合わせることが一番難しいように感じました。
苗を掴む量や苗の植え付けの深さ紙を地面に押し付ける強さなど田んぼの状況に応じて変化させなくては行けない部分が多いです。
紙マルチでうまく田植えを行うためには、、、、
今年、初めて紙マルチでの田植えを経験して来年以降にうまく田植えを行うために必要なことをまとめました。
来年自分もやるかもしれないから大事!

代かきは丁寧に
紙マルチを泥で固定しているため前年の残渣が残っているとその部分の接着が弱くなってしまい、
紙が浮いてしまう原因になってしまいます。
したがって、普段の田植えよりもかなり気を使って代かきを行うことが必要です。
どれだけ水を入れて行うのか、
何回、代かきをかけるのかなどその場所と相談しながら行うと良いと思います。
風は大敵
今回、紙マルチの田植えを行っていて正直一番めんどくさかったのが風
風があると田植えをしたところからめくれ上がってしまう、、、
紙マルチだけ吹き飛ぶならまだしも、、、
植えた苗ももちろん一緒にめくれ上がります。
こうなってしまったらもう意味がない、、
風向きや、風の強さを考慮して田植えの向きや速度を変えていかないといけません。
風がある日は水は多めにしておくとめくれにくいかとは思います。
水は気持ち多めに
水の量は大体2〜3cmが良いと言われていますが少し多くてもいいかなと思います。
ただ、多すぎると紙マルチを引きずってしまうためその部分はゆっくり行う必要があります。
一番ダメなのが高い部分が完全に乾いているということです。
完全に乾いてしまうとめくれる原因となるのでそういった部分のないようにしましょう。
まとめ
有機稲作のために紙マルチの田植えをやってきました。
はじめの予定よりも時間がかかってしまいプラス1日となりましたが、、、
「正直、めっちゃ疲れた」
これが、終わったあとの感想です。
今年は不慣れな部分が多かったですが来年はもっとうまくできるようにしていきたいでス!
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