こんにちはkazuです。
暑かった夏も終わりに近づく8月末から9月の頭に幸手市の紙マルチ田植え機で田植えを行った稲を収穫してきました!
収穫までに様々な困難がありましたが、すべての圃場で無事に刈り終えることができて良かったです。
有機JASを取得していないので有機栽培と同条件で栽培したいわゆる無農薬・無化学肥料で栽培されたコメになっています。
幸手市の有機米の名前が決定!

幸手市の有機農業推進協議会で栽培されたコシヒカリの名前が決定しました。
その名は、、、、
「幸ヒカリ」
幸手で取れたコシヒカリだから幸ヒカリ!
わかりやすいですね
収穫までの数多くの困難
幸手市に来て始めての稲作
始めて乗った田植え機が紙マルチ田植え機というかなり変わった人になってしまいましたが、、
収穫まで思っていたよりもきつかった、、、、
成長の揃わない苗
播種した直後に土からカビが生え、
苗の中で成長の良い部分、悪い部分ができてしまい慣行栽培で育てられる苗と比べて生育にムラができてしまった。
なんだか、苗の時点で難しいことが多かったのだと思います(育苗したことがないからわからん⋯)
ヤッパリ慣行栽培と比べるとなんか違う(なぜだろう??)
求められる代かきと水管理
紙マルチの田植えでは代かきした部分のトロトロとした泥の層をのりとして接着するので代かきを適切なタイミングで行うことと乾きすぎないようにする水管理が必要、
田植えにかかる時間を計算して水を入れるのと水を排出するのを調整する必要がありました。
いくら乾きすぎたからと言ってシャワーで水をかけても何も変わらなかった、、
あと紙マルチのロールがそこそこ重くて田んぼの中で変えるのは大変
欠株の多さ
普通の田植え機に対して紙マルチの田植え機で行った田植えでは欠株の多さが目立ちました。
田植え機で取ってきた株を田んぼに刺す際にうまく刺さらずそのままおいてきてしまうということが多かった。
田植えが終わって水を入れたらプカプカと株が浮いてる、、、
そして、しばらくして見てみると一部に株がないということもありました
紙マルチの穴から雑草が生えてくる
紙マルチはマルチのかかっている部分の抑草効果はかなりあったように感じました。
しかし、紙マルチの稲の穴の部分から一緒に雑草が生えてくる
同じ株の中に稲と雑草が混在している
同じ成長度合いだと雑草のほうが生育が早く雑草が茂ってしまうことがありました。
こうなってしまうと頑張って刈っても刈っても刈っても刈っても
終わらない
暑い夏にやるのにはきっつい作業でした。
正直お祈りのカメムシ
近年、全国的に話題のカメムシの被害ですが
有機栽培では当然殺すことができません。
農薬が使えないと虫が出てしまうとどうにもならない。
この辺は、周辺でどれだけカメムシを抑えられるのか、
といった対策くらいしかできないんですかね?
どうにもできない中干し後の雑草
慣行栽培でも問題になっている中干し後の草たち
アメリカセンダンクサやヒレタゴボウ、クサネムなどは慣行栽培でも厄介な草たち
一気に生えてきて稲よりも大きくなっていて稲刈りやその後の乾燥調整に悪影響
コンバインに詰まったり、品質の低下を招くどうにかならないものか、、
気になったら10月26日幸手まつりに来てください!
10月26日の幸手まつりで僕が作った雑穀と幸ヒカリの試食を行います。
300gくらいの小さいパックで販売する予定なので気になったら食べに来てください!
幸手市の権現堂公園でやってます!
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